PR

ライフ ライフ

北海道庁、世界遺産登録へ横断幕掛け替え 「縄文遺跡群」推薦決定

世界文化遺産登録に向け「北海道・来た東北の縄文遺跡群」の推薦が決まり、北海道庁に掛けられた横断幕=20日午後、札幌市中央区(寺田理恵撮影)
世界文化遺産登録に向け「北海道・来た東北の縄文遺跡群」の推薦が決まり、北海道庁に掛けられた横断幕=20日午後、札幌市中央区(寺田理恵撮影)

 令和3年夏の世界文化遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」(北海道、青森、岩手、秋田)について、国連教育科学文化機関(ユネスコ)への政府推薦が20日に正式決定し、札幌市中央区の北海道庁では同日、「世界遺産登録に向け推薦決定」の文字の入った横断幕が本庁舎1階ロビーに掛けられた。

 これまでの「世界遺産登録 推薦へ」と記載された横断幕の上から新たな横断幕が掛けられると、集まった職員から拍手が起きた。横断幕の両側には、道内唯一の国宝「中空土偶」をモチーフにした大型の垂れ幕も設置された。

 登録が実現すれば北海道初の世界文化遺産となる。鈴木直道知事は同日、「未来の世代へ伝えるべき世界に誇る宝。平成19年に4道県共同による提案に合意してから10年余りが経過した。多くの支援のおかげで推薦決定を迎えることができた」とのコメントを出した。

 縄文遺跡群は、日本を代表する集落跡「三内丸山(さんないまるやま)遺跡」(青森市)や大規模なストーンサークル「大湯環状列石」(秋田県鹿角市)など17の遺跡で構成される。

 政府が来年2月1日までに推薦書を提出。ユネスコの諮問機関、イコモスが現地調査を経て3年5月ごろに登録の可否を勧告し、同年夏の世界遺産委員会で審査される見通し。

 国の文化審議会は昨年7月にも縄文遺跡群を候補に選定したが、文化と自然を合わせて1国1件の推薦枠をめぐり、世界自然遺産候補の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)と競合。政府は「奄美・沖縄」を優先させていた。

 来夏の世界遺産委では、政府が推薦済みの自然遺産候補「奄美・沖縄」の登録が審査される。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ