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広がる都市型農業 災害や食糧危機の備えに

水耕栽培はおいしい

 大口郵便物の発送代行などを行う「ジャスナ」(大阪市北区)は平成24年からビル屋上での農園と屋内の水耕農園を運営している。

 JR大阪駅から1キロほど離れた都会のど真ん中、4階建てビルの屋上にある農園で約45平方メートルの栽培スペースが設けられている。また、ビルの2階に設けられた水耕農園には、高さ約2メートルの栽培棚に植えられた鮮やかな葉をつけた野菜が並ぶ。フリルレタスや鍋に欠かせないミズナなど約10種類が育つ。

 契約する会員は飲食店や個人を含む約20組だが、大半は「育てるのは会社に任せて収穫だけ訪れる」というスタイル。同社クリエイティブ事業部参事の小嶋直也さん(60)は「屋内の水耕栽培は農薬も使わず、気温や栄養など『野菜にとって最良の環境』で育てているので、食の安全への関心の強い方が興味を持ってくれる」と話す。

水耕農園で、青々とした葉を茂らせた水菜=大阪市北区の「ジャスナ農園」
水耕農園で、青々とした葉を茂らせた水菜=大阪市北区の「ジャスナ農園」
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 製薬会社の「ロート製薬」も「グランフロント大阪」(大阪市北区)内で直営するレストラン「旬穀旬菜」の横に植物工場を設け、水耕栽培の一種である「セラミック栽培」で収穫した野菜をレストランで提供する。ロート製薬広報の福田崇さん(39)は「都会でも採れたての新鮮な野菜を楽しんでほしい」という。

都会のど真ん中

 超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)には非農地を生かした農園がある。「あべのハルカス近鉄本店ウイング館」(9階)の屋上に土を運んで平成26年に開園した「あべのハルカスファーム」だ。約600平方メートルに60区画が準備され、40区画を貸し出している。

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