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吉野さん、受賞後初めて地元・大阪で会見

 記者会見でノーベル賞のメダルを模したチョコレートを手に笑顔を見せる吉野彰さん=18日午後、大阪府池田市
 記者会見でノーベル賞のメダルを模したチョコレートを手に笑顔を見せる吉野彰さん=18日午後、大阪府池田市

 ノーベル化学賞を受賞した旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)が18日、理事長を務める技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(大阪府池田市)で記者会見し、受賞後初めて訪れた出身地の大阪で「楽しんでまいりました」と笑顔で語った。

 同センターはリチウムイオン電池の研究開発に携わる研究者で作る産官学連携の研究組合。吉野さんは平成22年の設立当初から理事長を務める。毎週水曜日に同センターを訪れ、会議に出席したり若手研究者らと意見交換したりしている。

 15日に帰国したばかりの吉野さんにとって、この日は3週間ぶりの出勤。大きな拍手で職員に迎えられると「無事帰ってきました」と帰国を報告した。現地で購入したノーベル賞のメダルをかたどったチョコレート約80枚を、自身のサインと授賞式が行われた12月10日の日付を添えて職員全員にプレゼントしたといい、「喜んでいただけたと思います」と笑った。

 生まれ育った関西での今後の活動について問われると、2025年に開催を控える大阪・関西万博のアドバイザー的な役割を大阪府関係者から打診されていることを明かした。吉野さんは「2025年は、これまで議論だけで空回りしてきた環境問題に対する答えが出てきそうな時期だ」としたうえで、「大阪万博は世界に向けて大きなメッセージを出す絶好のチャンス。できる限りのことをしたい」と意欲を見せた。

 帰国直後の会見で、「きつねうどんが食べたい」と話していた吉野さん。「まだ食べられていないが、どうせなら大阪で食べたいので、夕方あたりに楽しみたい」と顔をほころばせた。

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