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記述式見送り、識者「学力の格差広がる」「混乱目に見えていた」

 令和3年1月に実施される大学入学共通テストで、国語と数学の記述式問題の導入見送りが17日、発表された。記述式導入に賛成、反対の立場だった識者は、今回の見送り決定をどう見たのか。

鈴木寛東京大教授、元文科大臣補佐官(情報社会学)

 記述式問題は旧帝大、慶応大では既に行われており、地方国立大や早稲田大など上位校の個別試験でも出題されるようになるが、それでも全体の15~20%に過ぎない。他の私立大は実施が難しいので、大学入学共通テストに導入することで底上げを目指したが、できないとなると学力の格差が広がってしまう。

 入試は得点に差が付くように作問せざるを得ないため、マークシート式だと知識偏重のマニアックな内容になりがちだ。そうしたインターネットで検索すれば分かる知識、能力(で可能な作業)は、近い将来にAI(人工知能)に取って代わられてしまい、価値がなくなる。そんな学びをいつまで高校生に強いるのか。 自己採点の難しさが問題になったが、5教科全体で500点満点なのに対し、特に指摘された国語の記述式は3問で配点が20点で五段階刻みだ。自己採点のぶれが出るとしても、志望校が変わるほどのことはないだろう。

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