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【話の肖像画】星野リゾート代表・星野佳路(59)(8)ホテル経営の革命児に

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「星野リゾート・リート」の東京証券取引所上場を祝って=平成25年
「星野リゾート・リート」の東京証券取引所上場を祝って=平成25年

 〈同族企業の特権を廃するなどして実家の老舗温泉旅館を建て直した後、大きな転換点を迎える。平成13年からの「リゾナーレ八ヶ岳」(山梨県北杜市)の再生だ。バブル崩壊後のこの赤字施設を再生させ、その後も「リゾート運営の達人になる」というビジョンのもと、「アルツ磐梯」(福島県磐梯町)や「アルファリゾート・トマム」(北海道占冠村)などのリゾート施設を次々に再建させた。開発や所有とは無縁の運営に特化した経営は、「ホテル経営の革命児」と称された。現在は国内外で約40施設を運営するが、その実力を国内100点とすれば、海外での運営は60点との採点だ〉

 創業の地である軽井沢にいたとき、大きなリスクを取って「リゾナーレ八ヶ岳」の再生に向けて踏み出しました。その時はおそらく、運営の実力は60点どころか30点くらいだったかもしれません。施設の再生に向けては、例えばマーケティングにおいて最大多数を対象にするのではなく、お客さまを絞り込む「ニッチ戦略」と、伝えたいコンセプトを明確に訴えることでお客さまにリピートしてもらうことに尽力しました。

 30点からのスタートでしたが、その後、試行錯誤を繰り返していくなかで、運営がだんだんうまくなっていったのです。だから海外には実力が60点であってもどんどん行くことが大事だと思っています。どんどん行ってどんどん経験を積んで、そのたびにうまくなっていくので、進化を繰り返していくことが大事だと思っています。

 〈25年には日本で初めて観光に特化した不動産投資信託(REIT、リート)の投資法人「星野リゾート・リート」を立ち上げ、東京証券取引所に上場させた。リートは当時、オフィスや住宅、商業施設などを運用先とするものが多く、旅館など宿泊施設に的を絞った投資法人の登場は注目された〉

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