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【ノーベル賞’19】吉野さんにノーベル賞授与

スウェーデンのカール16世グスタフ国王(右)からノーベル化学賞のメダルと賞状を授与される吉野彰・旭化成名誉フェロー=10日、ストックホルムのコンサートホール(共同)
スウェーデンのカール16世グスタフ国王(右)からノーベル化学賞のメダルと賞状を授与される吉野彰・旭化成名誉フェロー=10日、ストックホルムのコンサートホール(共同)
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 【ストックホルム=桑村大】2019年のノーベル賞の授賞式が10日午後(日本時間11日未明)、スウェーデン・ストックホルムのコンサートホールで開かれ、リチウムイオン電池の開発で化学賞に輝いた吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)に、カール16世グスタフ国王からメダルと賞状が授与された。

 えんび服姿の吉野さんは、共同受賞した米テキサス大のジョン・グッドイナフ教授(97)と米ニューヨーク州立大のスタンリー・ウィッティンガム特別教授(77)など、各賞の受賞者と舞台の最前列に着席。業績の紹介を受け、白い和服姿の妻の久美子さん(71)や同僚ら1500人以上が見守る中、国王からメダルと賞状を受け取った。

 授賞式当日の朝、「晴れ晴れとした気持ちです」と心境を語り、うっすらと雪化粧したストックホルム市内を「お祝いしてくれているようです」と喜んだ吉野さん。本番用のえんび服に着替えると、「リハーサルのときのファンファーレに感動しました」と話していた。

 日本のノーベル賞受賞は昨年、医学・生理学賞を受賞した本庶(ほんじょ)佑(たすく)氏に続く2年連続で、2017年のカズオ・イシグロ氏ら外国籍取得者を含めて28人目。化学賞は10年の根岸英一氏と鈴木章氏以来、9年ぶり8人目となった。

 吉野さんは昭和58(1983)年にリチウムイオン電池の原型を開発。小型で高性能の充電池として携帯型の電子機器を急速に普及させ、IT(情報技術)社会の発展に大きく貢献した。

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