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【ノーベル賞’19】吉野さん「企業研究者の励みに」 公式記者会見

スウェーデン王立科学アカデミーで開かれた公式記者会見に出席した、ノーベル化学賞に決まった吉野彰・旭化成名誉フェロー(左から3人目)=7日、ストックホルム(共同)
スウェーデン王立科学アカデミーで開かれた公式記者会見に出席した、ノーベル化学賞に決まった吉野彰・旭化成名誉フェロー(左から3人目)=7日、ストックホルム(共同)

 【ストックホルム=桑村大】ノーベル化学賞を受賞する吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)が7日午前(日本時間同日夜)、物理学、経済学賞の受賞決定者ら7人とともにストックホルムのスウェーデン王立科学アカデミーで行われた公式記者会見に臨んだ。

 共同受賞予定者のうち、97歳と最高齢での受賞が決まった米テキサス大のジョン・グッドイナフ教授が休養で欠席し、米ニューヨーク州立大のマイケル・スタンリー・ウィッティンガム特別教授と2人で並んで座った吉野さん。「企業研究者がノーベル賞を受賞するのは難しく、今回の受賞は企業で働く若手研究者への励みになるはずだ」と意義を語った。

 3人はリチウムイオン電池の開発と改善、商業化に携わった。リチウムイオン電池は携帯電話や電気自動車(EV)など多くの分野に使われているが、吉野さんは「当時は家庭用ビデオカメラの電源として使うことを目的に開発した。これほど大きな市場になるとは思いもしなかった」と語った。

 8日午前(日本時間同日夜)の受賞記念講演について問われると「準備は整っている。世界に向けて、環境問題解決の道筋を示すようなメッセージを届けたい」と意気込んだ。

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