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【料理と酒】臭い食べ物の競演 くさやとブルーチーズ

 臭い食物として世界でも3本の指に入ると言われる「くさや」は、東京都の伊豆諸島の名産品です。新島や伊豆大島、八丈島などではムロアジやトビウオなどが大量に獲れますが、江戸に持っていくと傷んでしまう恐れがある。そこで考えられたのが、魚の内臓を発酵させた魚醤のような「くさや液」に漬け込んで天日干しした、くさやであると言われています。その当時は塩が大変に貴重で、同じ漬け液を何度も繰り返して使っているうちに、独自の「くさや液」ができあがったそうです。

 強い臭いはさすがに気になりますが、食べてみると、これほどまでに旨味が凝縮されるのかと驚くほどです。同様に臭いで敬遠されがちなブルーチーズと合わせて食べると、それ程臭いが気にならずに、お互いの旨味が重なるようにハーモニーを奏でます。

 チーズはイタリアのブルーチーズとして有名なゴルゴンゾーラを使いました。青カビタイプのチーズは独特の刺激臭があるので、好みが分かれるところです。ゴルゴンゾーラと、フランスのロックフォール、イギリスのスティルトンが世界三大ブルーチーズと言われています。

 爽やかなフレッシュな香りのハーブで、魚料理との相性がいいディルを添えました。「島焼酎」といわれる芋焼酎や、山廃造りの日本酒と合わせてみてください。

 マンション住まいなので、くさやを焼くのはちょっとという方は、近年、焼いたくさやを食べやすく割いて真空パックにしたものが「焼きくさや」として売られています。パックを開けるだけなので、ぜひお試しください。(速水裕樹)

【材料】

焼きくさや……1パック

ブルーチーズ…50g

ディル…………2本

クラッカー……10枚

【作り方】

1.ブルーチーズを1~2センチ程度の大きさに刻む。くさやは、食べやすい大きさにほぐす

2.クラッカーを皿に並べて、上に適当な大きさに切ったディルを置く

3.くさやとブルーチーズを乗せて、食卓へ

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