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神田松之丞が伯山襲名会見「講談界の状況変える」

当代一の人気者の会見とあって落語芸術協会会長・春風亭昇太も自前のスマホで記念撮影。(左から)春風亭柳橋、神田松鯉、神田松之丞=東京都台東区(岩渕直一撮影)
当代一の人気者の会見とあって落語芸術協会会長・春風亭昇太も自前のスマホで記念撮影。(左から)春風亭柳橋、神田松鯉、神田松之丞=東京都台東区(岩渕直一撮影)
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 来年2月に真打ちに昇進、六代目神田伯山(はくざん)を襲名する落語芸術協会所属の講談師、神田松之丞(36)が2日、東京都台東区の浅草ビューホテルで昇進披露取材会を行った。

 松之丞は1983年東京都豊島区生まれ。2007年11月、講談師で重要無形文化財保持者(人間国宝)の神田松鯉(しょうり)に入門。12年6月に二ツ目昇進。たちまち頭角を現し、テレビ、ラジオなどにも相次いで出演。会見で師匠の松鯉が「真打ちになる前に花が開いてしまった」と話したように、真打ち昇進を待たずして、講談界随一の人気を博している。

 伯山は講談界の大名跡で、五代目が死去した1976年以降は空席。会見で松之丞は「講談師にとって神様、憧れの名前だが、世間の方には松之丞の方が通りがいいと思う。44年も途絶えていた伯山のストーリーを取り戻す責任があると思う」と抱負を語った。

 そして「今年の漢字は『忍』。もうクタクタ、ひたすら耐えています」と忙しすぎる現状を嘆きつつも、「すぐに松之丞のキャラクターを変えることはしないが、今、師匠をはじめ素晴らしい先生方が元気で高座に出ていらっしゃる。講談は落語の10分の1の小さな世界(落語家約900人に対し講談師は86人)だけど、僕が呼び屋となって、新しい人が入ってくれれば状況が変わるはず」と講談界を引っ張っていく覚悟も表明した。

 また、会見には落語芸術協会会長の落語家、春風亭昇太と副会長の春風亭柳橋も同席。昇太会長が「今一番の売れっ子が大名跡を継ぐ。講談界を引っ張っていってくれる真打ち」と紹介すれば、柳橋も「寄席・演芸界にとっても期待の真打ち。令和の大名人になってほしい」とそろって絶賛していた。

 「襲名は来年2月。オリンピックや団十郎襲名などビッグイベントが始まる前に、いいスタートダッシュを切りたい」と松之丞。2月11日、東京都新宿区の新宿末廣亭を皮切りに、都内の寄席などで「真打昇進襲名披露」を行う。

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