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中曽根元首相「青雲塾」で青少年を鼓舞…30日から会館で弔問記帳所設置

 29日に101歳で亡くなった中曽根康弘元首相が塾長を務めていた公益財団法人「青雲塾」(群馬県高崎市末広町)では、訃報がテレビの速報で伝えられた直後から、ひっきりなしに電話が架かるなど、慌ただしい雰囲気に包まれた。

 「ほとんどは長年の支持者からで、『びっくりした』『寂しい』という声が多かった」と新井敏則事務局長(65)。昭和58年から中曽根事務所で秘書を続けてきたが、「とにかく勉強家。一時でもボーっとしている時はなかった。私たち秘書には優しい先生だった」と振り返った。

 青雲塾では会館に弔問記帳所を設け、30日から12月2日まで弔問を受け付ける。29日に一足早く記帳に駆けつけた支持者の木嶋望智さん(79)は「後援会のゴルフコンペで元首相と一緒に風呂に入ったこともあった。立派な人だった」と話した。

 青雲塾は中曽根氏が初めて総選挙に立候補した昭和22年に設立し、地元との大きな接点にもなっていた。

 平成21年からは「明日の日本を担う青少年育成活動の一環」として論文を募集し、表彰式を開催。中曽根氏は29年まで欠かさず式典に出席し、優秀な論文を提出した15~25歳の青少年を鼓舞した。最後の出席となった29年の式典では「次代を担う若者の息吹と気概を感じた。さらに勉学と経験を重ね飛躍、成長されることを心から願う」と力強い口調であいさつした。

 表彰式前には青雲塾を訪問。車いすに乗りながら予定時間を超えて展示資料などに見入っていたという。

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