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中曽根氏死去 川勝知事や静岡大学長らゆかりの静岡関係者が追悼

 花束を手に官邸を去る中曽根康弘首相。その右は後藤田正晴官房長官=昭和62年11月
 花束を手に官邸を去る中曽根康弘首相。その右は後藤田正晴官房長官=昭和62年11月

 中曽根康弘氏は旧制静岡高校(現静岡大)の出身で、とりわけ富士山を好んだことで知られ、本県や富士山とのゆかりは深い。今年度も認定NPO法人「富士山世界遺産国民会議」の名誉会長と「富士の国」づくり推進会議の最高名誉顧問を務めている。富士山の世界文化遺産登録を記念して静岡市清水区の日本平に設置された記念碑には、中曽根氏が揮毫(きごう)した「富士山」の文字が使用されている。

 中曽根氏の死去を受け、川勝平太知事は「まさに、巨星墜つの感に打たれています」とお悔やみの言葉を述べ、「私にとって静岡県の父で、最も尊敬すべき戦後日本の最高の政治家」とたたえた。

 さらに「『富士山を世界遺産にする国民会議』の最高責任者として粉骨砕身され、平成25年6月に富士山は世界遺産に登録された。中曽根先生が愛された富士山は静岡、日本、そして世界の宝として大切に守り引き継いでいきます」と語った。

 一方、富士山や教育行政を通じて親交が深い県富士山世界遺産センターの遠山敦子館長は「偉大な政治家で、常に日本の国のありようを考えていた。堂々と自分の信念を貫かれた」と政治家としての故人をしのんだ。

 中曽根氏は富士山の世界文化遺産登録の立役者の一人であり、遠山館長は「日本のシンボルであり宝である富士山を世界の宝にしようと、世界遺産認定のためにリーダーシップを取ってくださった。私も中曽根先生のお気持ちを大切にしながら、富士山に関わる仕事をしてきた。大変残念ですし、心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

 また、中曽根氏が卒業した旧制静岡高校を前身とする静岡大学の石井潔学長は「生前はご多忙にも関わらず、同窓会主催の行事などにも積極的に顔を出してくださった」と中曽根氏の母校愛を述懐。「戦後日本政治を代表する偉大な政治家が本学で学ばれたことは、後輩である私たちにとっても誇りです」と足跡を称賛した。

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