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北海道・利尻富士を描き続けた礼文島出身の画家、笹山峻弘氏の作品集まとまる

笹山峻弘氏が描いた利尻山の作品「早春の朝」(稚内信金カレンダー2015年版)
笹山峻弘氏が描いた利尻山の作品「早春の朝」(稚内信金カレンダー2015年版)
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 円錐形の美しい姿で知られる利尻山(通称・利尻富士)を描き続けた礼文島出身の画家、笹山峻弘氏(1946-2013)の作品集が没後7年を記念してこのほど、刊行された。

 笹山氏は中学まで礼文島で生まれ育ち、札幌工業高校に進学。美術部に入部して本格的に画家への道に歩み出す。ル・サロン展の銀賞を若くして受賞、米国やフランス、メキシコなど世界各国を旅し、多くの作品を残した。特に、インドやチベットを取材した「インド紀行」、「チベット紀行」の一連の作品は有名で東京や札幌、稚内などで個展を催した。

 幼いころから毎日、海をはさんで臨んできた利尻山をいろんな角度から描いた作品は、通算38年にわたって稚内信金のカレンダーになった。

 67歳で膵臓(すいぞう)がんであることが判明すると、わずか約3週間で急逝した。アトリエなどに約千枚に及ぶ作品が残されていたのを、妻の恵利さんが3年がかりでまとめあげた。

 恵利さんは「笹山は高校2年生のころから曼荼羅を描いており、仏教に興味がありました。米中枢同時テロまもなくインドに絵画を描くために逗留、連絡がとれなくなったこともありました。彼の生命の軌跡でもある作品を、できるだけ多くの人に見ていただければ嬉しい」と話している。

 礼文島や稚内などで多くの作品を見ることができる。

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