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将棋ユーチューバー折田さん、白星発進 棋士編入試験第1局

棋士編入試験第1局を白星でスタートした将棋ユーチューバー、折田翔吾さん=25日午後、大阪市福島区の関西将棋会館
棋士編入試験第1局を白星でスタートした将棋ユーチューバー、折田翔吾さん=25日午後、大阪市福島区の関西将棋会館

 将棋のプロ棋士を目指す大阪市のアマチュア強豪で将棋ユーチューバー、折田翔吾さん(30)がプロ棋士に挑戦する棋士編入試験五番勝負の第1局が25日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われ、折田さんが98手までで黒田尭之(たかゆき)四段(23)に勝ち、初戦を白星でスタートを切った。

 プロ棋士になるには、養成機関の「奨励会」で三段昇段後、半年に1度、毎回30人前後で争われる最終関門「三段リーグ」で上位2人に入り、四段に昇段しなければならない。

 しかし、原則26歳までに昇段できなければ退会となる厳しい条件があって、折田さんもかつて同会で棋士を目指したが、年齢制限により、平成28年3月に退会していた。

 プロ棋士になるにはもう一つ道がある。アマチュア棋戦で好成績を収めれば、棋士が参加する公式戦に参戦でき、そこで「10勝以上」かつ「勝率6割5分以上」を挙げれば、今回のように棋士編入試験が受験できる。折田さんは今年8月、受験資格を得ていた。

 棋士編入試験は、月1回のペースで棋士5人と1人ずつ対局。3勝すれば合格で、棋士への編入が認められる。

 この日の対局は午前10時に始まり、先手の黒田四段が駒音高く▲1六歩と意表を突くスタート。それを見た後手の折田さんは少し考え、飛車先の歩を突いた。折田さんが中盤から優位を築き、終盤まで押し切った。

 第2局は12月23日、関西将棋会館で行われ、折田さんは出口若武(わかむ)四段(24)と対局する。

 終局後、折田さんは報道陣の質問に応じ、「ほとんど想定していない形になった」と感想を話した。第1局はやや緊張したといい、「(前の晩は)思ったほど眠れなかった。対局前に駒を並べる順番を間違えた」ほどだったという。

 折田さんは「初戦が大事で、いいスタートを切れた。今日の経験や反省をいかして次も頑張りたい」と抱負を話した。

 黒田四段は「第1局ということで、気合を入れたが空回りし、残念だった」と話した。

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