PR

ライフ ライフ

日本のリアル浮き彫り 「ビッグデータ探偵団」出版 ヤフーCSO・安宅和人さん

『ビッグデータ探偵団』
『ビッグデータ探偵団』
その他の写真を見る(1/2枚)

 日本で「ビッグデータ」という言葉が使われるようになって約10年。ビッグデータとは、インターネットをはじめとする情報システム上に蓄積される膨大な量のデジタルデータのこと。検索大手「ヤフー」は、ビッグデータを駆使して日本社会のあらゆる事象を“見える化”し、その結果を「ビッグデータレポート」として平成24年からインターネット上で公表してきた。この一部をまとめたのが、このほど出版された『ビッグデータ探偵団』(講談社現代新書)だ。

 書籍化について、統括するヤフーCSO(チーフストラテジーオフィサー)の安宅(あたか)和人さんは「データの持つ力強さやおもしろさ、価値を多くの人に知ってもらうのも私の仕事。すでにネット上で公表され話題になったものも多いが、知人の編集者から『紙の本にすることでこれまでアプローチできていなかった人にも届けられる』と言われ、それならやってみようと思った」と説明する。

 2部構成で、第1部はビッグデータが浮き彫りにするさまざまな事象を、第2部は社会の中でビッグデータがいかに役立つかを実例を挙げて紹介している。

 中でも安宅さんがぜひ読んでほしいと勧めるのが、日本が「東京」と「それ以外」の2つに分断されていることを可視化した取り組みだ。これは、富山県の漁村出身の安宅さんが、東京を中心として物事を考える「東京セントリック思想」に対する問題意識からさまざまなデータを解析。「電車の利用回数は、東京の人が年間800回以上に対し、神奈川や大阪の人は同400回以下」「インターネットの一人当たり検索回数は、東京を100とすると、2位の大阪でも3分の2で、ほとんどの地域で東京の半分以下」など、だれもが何となく感じていた「東京VSそれ以外」という構図を、データによって可視化している。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ