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石材で描く造形美 兵庫の彫刻家・牛尾さん

石切り場跡に開設している工房「KEIZOスタジオ」=加西市(小林宏之撮影)
石切り場跡に開設している工房「KEIZOスタジオ」=加西市(小林宏之撮影)
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 播磨を拠点に国内外で活躍する現代彫刻家、牛尾啓三さん(68)が23、24の両日、兵庫県加西市の石切り場跡に構える工房と加古川市に所有する旧商家を利用したギャラリーの2カ所で個展を開催する。「メビウスの輪」をモチーフに牛尾さんが石材で描き出す造形美をさまざまなシチュエーション(状況)で楽しんでもらう趣向だ。入場無料。

 牛尾さんは、幾何学をベースとした思考で抽象彫刻に取り組み、とくにメビウスの輪をモチーフとして曲面やらせんなどで構成した造形は世界的な評価を得ている。昭和54年の第1回ヘンリー・ムーア大賞展入賞で本格デビュー。以降、国内外で受賞を重ねてきた。

 展示会場の1つの加西市の工房「KEIZOスタジオ」は63年、長石(おさいし)の石切り場跡を借り受けて開設した。作業場としてだけでなく、高さ4・5メートルの大型のものを中心に作品置き場としても活用。今回の公開で、通常の作品展などでは展示会場内に収容しきれない迫力ある作品の鑑賞が楽しめる。

 もう1つの会場、加古川のギャラリー「KEIZOハウス」は、明治10年代に銀行兼住居として建てられた和建築。2階建ての母屋や多数の蔵、庭園などを備える。牛尾さんは5年前に入手して以降、年に数回、関係者向けにイベントを開いたりしてきた。

 今回は久しぶりの一般公開で「和建築の屋内や庭園などで現代抽象彫刻がどのように映えるかを見てもらいたい」と期待している。

 両会場とも作品約50点を展示する。公開は工房が23日午後1~4時と24日午前10時~午後2時、ギャラリーが24日午後2~5時。問い合わせは牛尾さん(090・3999・9116)。

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