PR

ライフ ライフ

建物全体が最大12センチ浮上 なら歴史芸術文化村の中核施設

建物全体の浮上・傾斜が確認された文化財修復・展示施設棟=奈良県天理市(奈良県提供)
建物全体の浮上・傾斜が確認された文化財修復・展示施設棟=奈良県天理市(奈良県提供)

 奈良県は19日、天理市杣之内町で建設を進めている「なら歴史芸術文化村」について、中核施設の文化財修復・展示施設棟の建物全体が最大約12センチ浮上し、傾斜する変動が確認されたと発表した。原因が究明されるまで同棟の工事は中止され、令和3年度内を予定している開村時期に影響を及ぼす可能性もあるという。

 同村は歴史文化資源の新たな活用拠点として、県が総額約99億5千万円の事業費をかけて整備。昨年7月に工事が始まり、現在は4棟の建設工事が行われている。

 文化財修復・展示施設棟は地上2階、地下1階で、延べ床面積は4棟で最大の約5千平方メートル。県営繕プロジェクト推進室によると、今月5日に「鉄骨の高さが合わない」という報告が県に寄せられ、建物北側で約12センチ、南側で約1センチが上昇していることがその後の調査で分かった。

 同室の担当者によると、原因は不明だが、何らかの理由で地下水が上昇したとみられ、施工者がボーリング調査などによる原因特定を急いでいるという。同棟を除く3棟に異常はなく、工事は続行される。

 同村は歴史と伝統技術に触れ、芸術を体験できる施設。文化財修復・展示施設棟では、文化財修理現場の一般公開などが計画されている。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ