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【iRONNA発】脱プラスチック 逆境テコに技術で乗り切れ 小倉正男氏

レジ袋=都内のスーパーマーケット
レジ袋=都内のスーパーマーケット
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 欧州が牽引(けんいん)する「脱プラスチック」の波が日本にも押し寄せ、レジ袋の有料化が進む。ただ、日本は1人当たりのプラごみ廃棄量が世界2位で、苦しい立場に置かれている。小泉進次郎環境相が言う「セクシーに」とはいかないこの難題、どう乗り越えるべきか。

 脱プラの取り組みが加速している背景には、プラごみによる海洋汚染が世界的に注目されたという事情がある。環境問題に敏感な欧州連合(EU)、そして環境について無関心なトランプ政権の米国においてもカリフォルニア州など、州ベースで脱プラに向けた規制が導入されている。

 一方で、日本は脱プラの取り組みが遅れているといわれてきたが、今年6月に原田義昭前環境相が「レジ袋の無料配布を廃止する」と発表。多くの店舗で無料配布されているプラスチック製レジ袋を一律に有料化する法令を制定すると宣言した。これに先がけ、すでにスーパーなどはレジ袋の有料化に踏み込んでおり、レジ袋を廃止する企業も出てきている。

 ◆紙袋にも難題が

 今年4月に東京・銀座並木通りにオープンした世界旗艦店の「無印良品 銀座」は原則としてプラスチック製包装袋を廃止して、手提げ紙袋を採用した。寝具のような一部の大型商品にはプラスチック製の袋が用意されるが、有料化され、次回来店時に返却すれば、キャッシュバックされるシステムが採られている。同月にリニューアルオープンした「銀座ロフト」もプラスチック製袋を紙袋に切り替えた。

 このように、流行の発信地である銀座から脱プラの動きがスタートしたことは今後の動向にインパクトを持つことになる。日本の場合、動き出せば一気に浸透していく傾向があるだけに、もはや脱プラの動きは避けて通れない、と判断し、前向きに取り組む企業も増えてくるだろう。

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