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【書評】『台湾総統選挙』小笠原欣幸著

 かつて権威主義的な体制にあった台湾が民主主義に大きくかじを切ったのが、1996年に始まった有権者による総統の直接選挙。

 東京外語大准教授の著者は選挙のたびに台湾各地を回り、候補者や議員、有権者ら、幅広い層への聞き取り調査を続けてきた。蔡英文総統や馬英九前総統にそれぞれ6回ずつ面会した、という徹底した現場主義者でもある。

 苦悩の末に民主社会を発展させてきた台湾政治の変動を、2016年まで6回の総統選を介し浮き彫りにした前例なき一冊だろう。

 次期総統選を来年1月に控える今こそ、必読の書といえる。(晃洋書房・2800円+税)

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