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【編集者のおすすめ】未曽有の時代歩むヒントに 『迷いながら生きていく』五木寛之著

 「団塊世代の一斉引退」「平均寿命の劇的延長」「AIや5Gによる生活の激変」…。未体験の社会に突入し、さまざまな問題と不安が錯綜(さくそう)する中で、「新しい世界」を私たちはどのように歩んでいけばいいのでしょうか。

 そんな素直な疑問を五木寛之先生にぶつけたところから「人生百年シリーズ」企画がスタート。本書は、前作『人生百年時代の「こころ」と「体」の整え方』に続く、シリーズ第2弾です。「迷い、戸惑うことはとても大切なこと」「諦める力は、最も大切な能力の一つ」など、どこまでもやさしい五木節が、読者の不安に寄り添います。

 平成から令和へと改元された今年は、人生百年時代の幕開けの年ともいえ、名実ともに「新しい時代」に入ったといえるのではないでしょうか。

 現在起こりつつある問題を「経済」「健康」「孤独」の頭文字をとって3Kと表現するようですが、この難しい時代を生きるポイントは、「知らない国を旅するように、変わりゆく世界を生きていくこと」だと五木先生は語ります。

 「私は今日も迷いながら生きています。私も皆さんと同じで、すべてが初めてのことで、わからないことだらけなのです」と、伺ったときは思わずハッとしました。

 今年で87歳の大御所作家でも、そのような境地にある。そのことに感動すら覚えます。迷いを否定せず、むしろ肯定していい。羅針盤のない人類未曽有の時代を軽やかに生きていく上で、大きなヒントを与えてくれる一冊です。(PHP研究所・1350円+税)

 PHP研究所第一事業制作局 中村悠志

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