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介護度2段階改善も 年齢、病気「ごちゃまぜ」 京都府宮津市の複合型施設「マ・ルート」

地元主催のバザーで言葉を交わす櫛田啓さん。地域の人々とのふれあいも施設の重要な役割だ=京都府宮津市
地元主催のバザーで言葉を交わす櫛田啓さん。地域の人々とのふれあいも施設の重要な役割だ=京都府宮津市
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 人と土地を元気にするのが福祉職の役割-。京都府宮津市の複合型施設「マ・ルート」には、特別養護老人ホーム(特養)、保育園、障害者施設、人材育成のための実習センターなどが同居する。年齢、疾患、障害の有無に関わらず、誰もが自分らしく過ごせる“ごちゃまぜ”な空間で、新しい人材が育っていく。

 「子供と触れあうことで、高齢者が元気になっていくのが手に取るように分かる」

 社会福祉法人「みねやま福祉会」が運営する複合型施設「マ・ルート」の実習センター長で社会福祉士の櫛田啓(たすく)さん(37)は、こうメリットを話す。同じ敷地内に子供、高齢者、障害者の施設があり、共有のサロンで、みんなが当たり前に一緒に過ごす。好きなおじいちゃんや、お気に入りのちびっ子ができるのも日常の風景だ。

元気になる高齢者

 たとえば、ある高齢男性は、スタッフがこれまで何度リハビリを勧めても、なかなか腰が上がらなかった。だが、保育園の子供と触れあったのをきっかけに、子供の顔を見るためにリハビリルームに通うようになった。

 その成果か、入所時には介護保険の認定は要介護4と重かったが、子供と触れあう中で要介護2に改善。「最終的には、退所することができた」(櫛田さん)という。

 触れあいは子供にとっても成長のきっかけになる。病気や老いへの抵抗感が薄れる子供も少なくないという。

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