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共通テスト記述式採点 退職教員、センター職員の活用検討 文科相

首相官邸入りする萩生田光一文科相=12日午前(春名中撮影)
首相官邸入りする萩生田光一文科相=12日午前(春名中撮影)

 来年度からの大学入学共通テストで初めて導入される国語と数学の記述式問題をめぐり、萩生田光一文部科学相は12日の閣議後記者会見で、採点などの際、退職した教員に協力を求めることを検討していることを明らかにした。また、現行の大学入試センター試験の採点業務を担っているセンター職員を活用する方針も示した。

 退職教員やセンター職員の活用は、記述式問題の採点の精度を維持し、向上させるのが狙い。共通テストの採点はセンター試験と異なり、委託先の民間企業が業務に当たるが、50万人もの受験者の採点を短期間に行う必要がある上、一部にアルバイトも関わる予定であることから、採点の精度に対して懸念が指摘されていた。

 萩生田氏は会見で、「複数人で行う1次採点では、1人は(アルバイトではない)正規を付け、質を上げるのも一つの方法」とし、企業に提案する考えも示した。一方で「(アルバイトら)臨時雇用の人が能力が低いという決めつけがあってはならない」と述べ、研修などを通して質は担保されるとの見解を示した。

 共通テストへの導入が見送られた英語の民間検定試験については「業者任せ」と文科省の対応に批判が集まっていたこともあり、萩生田氏は退職教員らの活用についても、「業者任せではなく、文科省として質を高めていくための一つの方策として検討したい」と述べ、関与していく考えを示した。

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