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【探偵記者・矢田幸己】ギャンブルだけじゃない!競馬場の魅力を探れ

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 JRAがUMAJOを打ち出したのは平成24年。従来のファン層に頼り切りでは、競馬の施行が立ちゆかなくなるかもしれない。そこで「競馬=ギャンブル」のイメージを和らげつつ、競馬に慣れ親しむ女性を増やそうとしているという。JRAは「女性だけでも気軽に遊びに行けて楽しめる競馬場を目指す」とする。

 ほかにも「ギャンブル以外の競馬」を求めて場内の「陽だまり広場」と「緑の広場」へ。

 陽だまり広場には、ドーム状のトランポリンがあった。子供たちが笑顔でぴょんぴょん跳びはねている。すぐそばには、パラソル付きのテーブルセットがあり、じっくり競馬予想する親御さんの姿も。

 「ファミリーが多いので安心ですよね。大人が競馬に熱中していると、子供が怖がっちゃうので」と京都府長岡京市の会社員、森田澄美江さん(43)。7歳と6歳の娘は、ハロウィーンにちなんだ場内のイベントで顔にペインティングを施してもらっていた。そうか、いつも怖がらせてごめんよ。

 一方、緑の広場は約1万4千平方メートルの芝生空間。大型の遊具やアスレチックもある。いずれも競馬場の入場料200円、しかも15歳未満無料という破格の値段で利用できる。

 「ホースリンク」では乗馬体験もできる。日本乗系種のセン馬(せんば)、アパオ号(9歳)にまたがらせてもらうと、わずか1分ほどの周回だったが、馬上からの眺めは癖になりそうだ。

テーマパークさながらの競馬場。親子連れで楽しめる
テーマパークさながらの競馬場。親子連れで楽しめる
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 たとえば英仏の競馬場は、着飾った紳士淑女が集う社交の場となっていて、ギャンブルだけではない楽しみ方をしている。競馬がスポーツや文化として根づいているのだ。

 今回の取材では、日本の競馬場もようやくそういう場になってきたのだなあ、と感じ入った。往時の雰囲気が失われつつあることに一抹の寂しさを覚えつつ。ああカップ酒が飲みたい。

 10月27日に東京競馬場で行われたGIレース、秋の天皇賞は現役最強との呼び声が高い4歳牝馬アーモンドアイが優勝。余裕を持って取材を終えると、最終レースと呼ばれる第12レースの時間になった。

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