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最優秀・杉山さん「夢かなった」 河野裕子短歌賞表彰式

「河野裕子賞 家族の歌・愛の歌」に選ばれた杉山太郎さん(左)=9日午後、京都市東山区の京都女子大学(永田直也撮影)
「河野裕子賞 家族の歌・愛の歌」に選ばれた杉山太郎さん(左)=9日午後、京都市東山区の京都女子大学(永田直也撮影)

 戦後生まれを代表する女性歌人で、平成22年に64歳で亡くなった河野裕子(かわの・ゆうこ)さんを顕彰する「第8回~家族を歌う~河野裕子短歌賞」(産経新聞社主催、京都女子大学共催)の表彰式が9日、京都市東山区の京都女子大学で行われた。

 「暑さなど覚えていない八月のようやく君に会えた日のこと」で最優秀の河野裕子賞「家族の歌・愛の歌」に選ばれた横浜市鶴見区の杉山太郎さん(62)らが、河野さんの夫で歌人の永田和宏さんから賞状などを受け取った。

 毎朝1首作ることを日課としている杉山さんが短歌を始めたのは、現在90歳になる母親の影響。母親は末期がんを患い闘病中で「この賞を取るのが親子の夢でした。母の存命中に夢がかない、本当にうれしい」と語った。

 また、「バス停は私のことを考えてわたしのことを褒めてやる場所」で同賞「自由題」部門を受賞した埼玉県和光市の岩崎雄大(かつひろ)さん(35)は「仕事先の帰りのバス停でふと出た歌。疲れていたのかな、と思う」と苦笑い。「派手さはなくても、じんわりとするような歌を作っていきたい」と話した。

 同賞は「家族の歌・愛の歌」と「自由題」、中高生部門の「青春の歌」で募集し、今回は計1万5966首が寄せられた。表彰式後には、選者を務めた永田さんと歌人の俵万智さんによる、河野さんが子育てを詠んだ歌について語る特別プログラムが開かれた。

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