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西宮神社で江戸時代のお祝い膳再現 14日の大嘗祭に振る舞われる

再現された料理を監修する車浮代さん(右端)=西宮市の西宮神社
再現された料理を監修する車浮代さん(右端)=西宮市の西宮神社

 約240年前の江戸時代中期に西宮神社(兵庫県西宮市)で出された“おもてなし料理”が再現された。当時名産だったタイなどを使った豪華なお祝い膳で、同神社の文献をもとによみがえった。14日に天皇陛下即位後初めて行われる大嘗祭(だいじょうさい)にあわせ、神社氏子らに振る舞われる。

 同神社に伝わる「御社用日記」が原本。元禄7(1694)年から現存し、江戸時代の212冊は県重要文化財に指定されている。

 その中で、安永4(1775)年正月5日、地元の干鰯商らが神社本殿にちりめんの幕を寄進した際、神主が供応した豪華献立が記載されており、大嘗祭当日祭の祝い膳として復元することにしたという。

 献立には、西宮沖でとれたタイの浜焼をはじめ、「魚」偏に「喜」と書くキス、アワビ、カズノコなどめでたい食材を使った料理が書かれ、江戸料理文化研究家の車浮代さん(55)監修のもと市内の日本料理店「東京竹葉亭」が再現に挑んだ。

 同神社で披露された料理は、赤富士が描かれた重箱やツルを模した器、水引の漆椀などに盛りつけられ、華やかな見栄え。甘味として大根の蜜煮があるなど今では珍しい味も並んだ。江戸時代の調味料、煎酒を使うことなどを提案した車さんは「文献には食材しか書いておらず、調理法を探るのが難しかった。祝賀にふさわしい御膳になると思う」と話した。

 料理は14日、氏子ら約50人に供される。

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