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静岡県、リニア新幹線の協議棚上げ 知事「国交省だけでは仕切れぬ」

 大井川の流量減をめぐる協議が整わずリニア中央新幹線の静岡工区が着工できていない問題で、静岡県の川勝平太知事は6日の定例会見で「国土交通省だけでは(議論を)仕切れない。器に欠ける」と発言し、調整役を買って出た国交省鉄道局への不満をぶちまけた。川勝知事は、新たな協議の場に国の他部局を加え、国から文書回答を受け取るといった環境が整わないかぎり、協議を進めない考えを示した。

 今後、同局と同県、JR東海の3者が新たな協議の場を設けることになっているが、川勝知事はその中に国交省河川担当部局や環境省の担当者を加えることを提案。さらに、JR東海と静岡県との協議状況をまとめた「中間意見書」に対する国の見解を、文書で回答するように国側に求めた。

 リニア中央新幹線工事の静岡工区をめぐっては、10月31日に3者の代表が会談し、国が調整役となって新たな協議の場を設けることで一致し、国の介入で事態が進展することが期待されていた。しかしこの日、川勝知事が国への不信感をあらわにして条件闘争に入ったことで新たな協議の場の発足は棚上げされることになり、再び静岡工区の工事をめぐる協議が停滞することが決定的になった。

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