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「明美ちゃん基金」生みの親 東京女子医大・榊原仟医師、貫いた「人間愛」

榊原医師の胸像が見守る中で行われた「榊原外科開講七十周年記念式典」=9月、東京都港区(飯田英男撮影)
榊原医師の胸像が見守る中で行われた「榊原外科開講七十周年記念式典」=9月、東京都港区(飯田英男撮影)
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◆目の前の患者を

 さまざまな形で多くの命を救い続けた榊原医師。力の源は何だったのか。

 榊原医師の弟子として長年ともに患者を治療してきた小柳仁(ひとし)・東京女子医大名誉教授(83)は「どんな若者のアイデアにもネガティブなことは言わず『面白いね』と声をかけてくれた。患者を救うという自分の理想を達成するため、どんなものもどんどん取り入れる。そんな前向きな姿勢が、先生の業績を生み出した」と振り返る。

 「根本にあったのは人に対する“愛”だった」と話すのは、同じく榊原医師を師とする新井達太・埼玉県立循環器・呼吸器病センター名誉総長(93)だ。

 国内でまだ踏み出したことのない領域に踏み出す恐怖。「それでも目の前の患者を救うため、さまざまな思いを背負いつつ新しい技術に挑んできた。そこにあるのは医師としての使命であり、榊原先生の持つ“人間愛”だ」。新井さんは恩師を振り返り、続けた。

 「本来、医師に求められるのが人間愛。それは、今も昔も変わらないはずだ」

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