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「一緒に改善を喜べる」 暮らしを共にする介護職

入所者に最適な生活リハビリを提案する新堂真央さん(中央)=大阪府守口市(前川純一郎撮影)
入所者に最適な生活リハビリを提案する新堂真央さん(中央)=大阪府守口市(前川純一郎撮影)

 自宅で暮らすために、心身の機能回復を図る介護施設では、日々の生活にもリハビリの要素を取り入れるのが一般的だ。朝夕や食事どきなど、“暮らしを共にする”介護職には、本人の「できる」「できない」がよく分かる。「よき観察者」の役割に、医師やリハビリ職の期待が集まる。

 大阪府守口市の松下介護老人保健施設「はーとぴあ」で在宅復帰フロアリーダーを務める介護職、新堂真央さん(32)は「みんなで考えてリハビリに取り組むことで、(利用者の)できることがどんどん増える。それを本人や家族と一緒に喜べるのが楽しい」とやりがいを語る。

 新堂さんは高校生のころ、祖母が脳梗塞で倒れたのをきっかけに、介護の道を志した。福祉の専門学校在学中にアルバイトをしたはーとぴあに、そのまま就職。認知症フロアを経て在宅復帰フロアを担当し、今はリーダーを務める。

◆生活がリハビリ

 事業所のスローガンは、「365日、24時間すべてがリハビリ」だ。在宅復帰フロアでは、家での暮らしに欠かせない日常生活動作(ADL)を細分化。9つのリハビリ目標と11の作業を一覧表にし、介護職、リハビリ職、看護職、本人が話し合って、どれに取り組むかを決める。目標が「すり足にならずに歩ける」なら、手すりふき▽コーヒー配り▽台ふき-の作業が効果的だ。

 生活の中にはリハビリになる動作がたくさんある。生活時間を長く共にする介護職は、利用者一人一人に何ができ、何ができないかをみてとれる。着替えやベッドからの起き上がりなど、「リハビリ職と相談しながら、できることは手伝いすぎず、してもらうようにしています」と新堂さん。

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