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京都・満願寺で過去の建物跡発掘 

 鎌倉時代に創建されたとされる満願寺の跡地(京都府舞鶴市万願寺)での発掘調査で、府埋蔵文化財調査研究センターは、鎌倉時代の建物の礎石跡2カ所、室町時代の建物の礎石跡1カ所などが出土したと発表した。創建時とみられる遺構が発掘されたのは初めてで、同センターは「鎌倉、室町、現在にいたる満願寺の変遷を明らかにする貴重な遺構」としている。

 満願寺は鎌倉時代の建保年間(1213~19年)に創建されたと伝わり、その後、火災で焼失。室町時代に規模を縮小して再建されたという。本尊は木造十一面観音座像(府指定有形文化財)で、現在の寺は江戸時代に再建、改築され、昭和44年に現在の場所に移築された。

 伝承などから、現在の満願寺の北約150メートルの谷に満願寺跡があるとみられており、今回は約520平方メートルの発掘の成果を公表。鎌倉時代の創建時とみられる建物の礎石(南北約1・8メートル以上、東西約3・6メートル以上)▽鎌倉時代に改築されたとみられる建物の礎石(南北約4・5メートル以上、東西8・1メートル以上)▽室町時代に再建されたとみられる建物の礎石(南北3・6メートル以上、東西4・5メートル以上)-の計3カ所の建物跡を確認。山からの水を排水する目的で作られたとみられる石組みの溝も見つかった。

 現地説明会は2日午後1時から。問い合わせは同センター現地事務所(080・1402・4322)。

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