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英語試験延期 「約束果たせず、申し訳ない」 文科相発言要旨

会見する萩生田光一文科相=1日、東京・霞が関の文科省(古厩正樹撮影)
会見する萩生田光一文科相=1日、東京・霞が関の文科省(古厩正樹撮影)

 来年度から大学入学共通テストに導入予定だった英語の民間検定試験について、令和6年度をめどとした延期を1日、発表した萩生田光一文部科学相が記者会見で語った高校生らに向けた発言は次の通り。

 文部科学大臣の萩生田光一です。

 皆さまに令和2年度の大学入試における民間英語試験活用のため、大学入試英語成績提供システムの導入を見送ることをお伝えします。大学入試における英語民間試験に向けて今日まで熱心に勉強に取り組んでいる高校生も多いことと思います。今回の決定でそんな皆さまとの約束を果たせなくなってしまったことを、大変申し訳なく思います。

 英語民間試験を予定通り実施するかどうかに関しては、高校生をはじめ、多くの皆さまから賛成、反対、さまざまな意見をいただいてまいりました。

 私としては目標の大学に向けて英語試験の勉強を進めている高校生の姿を思い浮かべながら当初の予定通りのスケジュールで試験を実施するために、連日取り組んでまいりました。

 しかし大変残念ですが、英語教育の実現のために導入を予定してきた英語民間試験を、経済的な状況や居住している地域にかかわらず、等しく安心して受けられるようにするためには、さらなる時間が必要だと判断するに至りました。

 大学入試における新たな英語試験については、新学習指導要領が適用される令和6年度に実施する試験から導入することとし、今後1年を目途に検討し、結論を出すことにします。皆さまが安心して試験に臨むことができる仕組みを構築していくことを、改めてお約束申し上げます。

 今回、文部科学省としてシステムの導入見送りを決めましたが、高校生にとって、読む・聞く・話す・書くといった英語4技能をバランスよく身につけ伸ばすことが大切なことは変わりありません。グローバル化が進展する中で、英語コミュニケーション能力を身につけることは大変重要なことです。これからも日々の授業を大切にするとともに、それぞれの目標に向かって努力を積み重ねていただきたと思います。

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