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比残留日系2世の代表団が来日「一刻も早く日本国籍を」

日本政府としての救済を訴えるため、来日し会見するフィリピン残留2世ら=28日、羽田空港
日本政府としての救済を訴えるため、来日し会見するフィリピン残留2世ら=28日、羽田空港

 戦前にフィリピンに渡った日本人移民の子として生まれた「残留2世」が無国籍状態になっている問題で、約1000人にのぼる2世の日本国籍認定を求める代表団が28日、来日した。29日に国会議員らと面会、救済を求める署名と嘆願書を提出する。

 代表団は戦時中、父親を地元ゲリラに殺害された残留2世のホセフィナ・イワオさん(82)やフィリピン日系人会連合会の会長ら。代表団は羽田空港(東京)で記者会見し、ホセフィナさんは「父の故郷である日本とつながりたいとずっと願っていた。助けてください」と訴えた。

 残留2世は戦前の日本、フィリピン双方の法律で父親の国籍に準じて日本国籍を得られるとされているが、日本国内の戸籍に登録されないまま父親が死亡したり行方不明になったりしたため、戸籍が確認できない無国籍状態になっている。

 外務省によると、存命の残留2世の無国籍者は今年3月末時点で1069人いる。平均年齢は80歳超。残留2世らを支援するNPO法人「フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)」の河合弘之代表理事は「個別に国籍認定を受けていては間に合わない。政府としての救済が必要だ」と話している。

 PNLSCは30日午後6時半から、東京都千代田区六番町の「主婦会館プラザエフ」で代表団やフィリピン司法省の担当者らによるシンポジウムも予定している。申し込みはPNLSC(03・3355・8861)。

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