PR

ライフ ライフ

識者が語る「即位礼正殿の儀」

「即位礼正殿の儀」で高御座からお言葉を述べられる天皇陛下=22日午後1時17分、皇居・宮殿「松の間」(松本健吾撮影)
「即位礼正殿の儀」で高御座からお言葉を述べられる天皇陛下=22日午後1時17分、皇居・宮殿「松の間」(松本健吾撮影)

 即位礼正殿の儀に合わせ、儀式のあり方などについて識者に話を聞いた。

■東大名誉教授、小堀桂一郎氏「伝統に支えられた高い見識」

 新帝陛下は5月1日の即位後朝見の儀で「上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いを致し」と述べられた。先帝陛下が譲位を表明された際、象徴としての天皇の在り方を日々模索してきたと述べられた思いを受け継いでいかれるものと拝察した。

 日本が比較的国内問題に集中することができた平成の時代とは異なり、今後は国際問題に関与せずにはいられなくなってくる。国民統合の象徴としての天皇陛下も、相応のご対応が求められることになるだろう。

 新帝陛下は日本の古典を通じて伝統に深い教養をお持ちの上、水や森林の育成に関心をお持ちになって研鑽(けんさん)を積まれ、「水の哲学」といってもよい深い学問的造詣を持たれている。

 現在、未来の国民の象徴として、伝統に支えられた高い見識を日本国憲法の許容範囲の中で、国家元首として十分に発揮していただければ良いのではないか。

■名古屋大大学院准教授、河西秀哉氏「新時代迎える集大成」

 今回の即位礼正殿の儀は、国民と積極的に触れ合い、より近い存在としてあられる天皇、皇后両陛下のご姿勢を、国内外に改めて示す象徴的な機会だ。

 平成のときは、崩御した昭和天皇をお悼みする雰囲気もある中、厳かに行われ、昭和から平成へ、時代が確かに引き継がれるのを実感したが、今回は、上皇さまの譲位により令和という新しい時代となった。祝賀御列の儀は延期になったが、この日の儀式は新時代を迎えるプロセスの一つの集大成ともいえ、大変に華やかな雰囲気がある。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ