大島理森衆院議長謹話「感慨新たに」 即位礼正殿の儀
天皇陛下におかせられましては、菊花芳香のこのよき日に、国民の皆さまの敬愛の念と温かい祝意の中、即位礼正殿の儀を挙げられ、まことに慶賀に堪えません。この一代一度の大儀が、国内外から多くの方々の参列を得て、厳粛かつ盛大に行われたことを拝し、心から感激を覚える次第です。令和の日本に生きる一人として、わが国と皇室の長い歴史に思いを致し、感慨新たなるものがあります。
天皇陛下には、皇位を継承されて以来、皇后陛下とともに、上皇、上皇后両陛下の御心を受け継がれ、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に念じられながら、さまざまなお務めに心を込めて当たられ、新しい時代の象徴としてのお姿をお示しになっています。私も、本年6月の「全国植樹祭」および9月の「全国豊かな海づくり大会」の大会会長として、それぞれの行事に初めてご臨席になる両陛下をお迎えしましたが、関係者と親しくご懇談になる両陛下のすがすがしいご様子に深い感銘を受けたところです。
天皇、皇后両陛下をはじめ皇室の皆さま方におかれましては、今後いよいよご機嫌麗しく、お健やかにお過ごしになることを衷心よりお祈り申し上げます。
私たちは、世界の全ての人々と相携えて、自らの手で平和で幸せな新時代をつくり上げるべく、思いを共にして、なお一層の努力を重ねてまいる所存です。
ここに、皇室のご繁栄と御代の幾久しき弥栄(いやさか)を祈念し、国民を代表して、謹んで慶祝の意を表します。