PR

ライフ ライフ

天皇陛下との写真、門外不出の宝物に「一生の思い出に」

 約15分と短い滞在だったが、「ここにいらしたのが不思議な感じがした。優しくお声を掛けていただけた。違ったオーラを感じた。非日常的な出来事だった」と語る。

 道徳教育を推進する公益財団法人モラロジー研究所の県内組織を通じて「皇居勤労奉仕活動」に長年携わった浜松市東区の鈴木孝明さん(76)、令子さん(70)夫妻。県組織の団長を務めた孝明さんは16回にわたり、4日間の奉仕活動に従事。皇居だけでなく、赤坂御用地での掃除や草取りなどの作業を行ってきた。作業の最中には通常、天皇陛下や皇太子さまが公務の合間に奉仕団の人々に会われ、団長へ質問され、直接言葉を交わすことができる。そのため、上皇さまが退位を表明された際には全国から申し込みが殺到したという。

 孝明さんは皇太子時代の陛下にお会いになり、「出しゃばってはいけないと思われたのだろう。淡々と、あまりお話にはならなかったが、『細江』の地名には敏感に反応されていた」と振り返る。陛下が少年時代に夏休みを過ごされた浜名湖畔の地名は楽しく、感慨深い記憶として残っているようだ。

 鈴木さん夫妻は奉仕のため宮内庁庭園課職員の案内で、宮内庁職員でも入れない“秘所”に足を踏み入れていた。22日の儀式で「テレビに映し出される建物が分かれば、感慨深く見れるだろう」とワクワクしていた。

 一方で、象徴天皇として改めて責任感を感じられているだろうと心境をおもんぱかる。「背負われるものはとてつもなく大きく、覚悟は並大抵ではないだろうが、受け継いだものの中から、ご自分の代に見合った良いものを出して、日本を良くしていただければ」と口をそろえた。(松本恵司)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ