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ノーベル化学賞の吉野彰さんが出身地・大阪で会見

ノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰氏が技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)理事長として会見。花束を受け取り笑顔の吉野氏=16日午前、大阪府池田市の産業技術総合研究所関西センター(前川純一郎撮影)
ノーベル化学賞の受賞が決まった吉野彰氏が技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC)理事長として会見。花束を受け取り笑顔の吉野氏=16日午前、大阪府池田市の産業技術総合研究所関西センター(前川純一郎撮影)

 ノーベル化学賞の受賞が決まった旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)は16日、自身が理事長を務める技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(大阪府池田市)で記者会見を開いた。出身地の関西を訪れるのは受賞決定後初めてで、「今後も産業界からノーベル賞が出ることに期待したい」と後輩研究員らを激励した。

 吉野さんは同センターが設立された平成22年から理事長に就任し、毎週水曜に訪れて会議に出席したり若手研究者らと意見交換したりしている。午前9時ごろ、吉野さんが到着すると、職員らが大きな拍手で出迎え花束を贈呈。吉野さんは「ありがとうございます」と満面の笑みで応えた。

 会見では、同センターでの活動を「若い研究者の研究データを見るのは楽しい。若手と接することで、私自身がさびないようになっている」とした上で、今回の受賞決定に対し「産業界の研究者でも、世界が認めるような成果を残せばノーベル賞が取れるということを示せた。一つの刺激を与えられたと自負している」と語った。

 一方、故郷・大阪への思いを問われると、「大阪人には『なんとかなるわいな』という『柔』の姿勢がある」と指摘。研究では、執念を持って挑む「剛」の姿勢と時には楽観的に研究に向き合う「柔」の姿勢のバランスが大切だとし、「私にも、そうした大阪人としての気質が表れているのでは」と笑顔を浮かべた。

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