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探偵記者・鈴木俊輔 力持ちになれるか 「着るロボット」体験記

 装着するだけで重たい荷物を軽々と持ち上げられるようになる機械があるという。パンフレットには「あうんの呼吸で腰をたすける」の文字。幼いころ熱中した特撮ヒーローのような重厚なスーツを想像したが、写真をみると思いのほか軽そうだ。これでどうやって荷物が軽くなるの? そもそも機械があうんの呼吸って? 「ぜひ体験してみてください」。その謎を探る探偵のミッションが始まった。(鈴木俊輔)

 ■見た目はリュック

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 私事で恐縮だが、先日30歳になった。三十路という響きだけで、なんだか体力が衰えたような気がしてくる。腰痛、肩こり、慢性疲労…。そんな言葉が気になっていたところ、四十路をとっくに過ぎているのに血気盛んなボス(デスク)から声をかけられた。「最近、腰痛いやろ?」

 別に痛くはないが、ちょうど気になっていたテーマでもあるし、新人時代に記者の基本をたたき込んでくれた鬼軍曹(デスク)には、そもそも頭が上がらない。取材を申し込むことにした。

 大阪市内の某オフィスビル。目の前にパンフレットに載っていた「ATOUN MODEL Y」が置かれている。Y字形の少し変わったリュックサックのような見た目だ。

 「これは着るロボットです」。販売を担当するネクスト(大阪府枚方市)の木下俊幸さん(65)が仕組みを説明してくれた。

 腰の部分に取り付けられたセンサーが体の動きを予測。内蔵のモーターと太ももに付けたベルトが連動し、地面の物を持ち上げる動きを補助してくれる。中腰での作業も、ベルトを固定することで体への負担が軽減されるのだという。

 わかるような、わからないような…。「どうぞ着てみてください」。百聞は一見にしかず。とりあえず着用してみることにした。

探偵記者・ATON MODEL Yを担当する記者=大阪市北区
探偵記者・ATON MODEL Yを担当する記者=大阪市北区
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 ■巨漢の着用は…

 不安要素はサイズだ。詳細は個人情報なので伏せたいところだが、体重と腹囲は3ケタの大台を超え、既製品の服は合わないことが多い。「大柄な欧米の人でも使えますから大丈夫ですよ」。機械を背負い、太ももにベルトを固定。なんとか収まり、1分ほどで完了した。

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