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〝空中の格闘技〟セパタクローの激しい動きをサポート 日本代表が愛用するスポーツ用アンダーウェア「POWER‐ATHLETE」

 東南アジアが発祥の球技、セパタクローをご存じだろうか。アクロバットな動きで足を使いボールを打ち合うことから〝足のバレーボール〟とも〝空中の格闘技〟とも呼ばれる。この競技の日本代表チームをサポートしているのが、老舗アンダーウェアメーカー、フジボウアパレルが 2016年からネット限定で展開する B.V.D.ブランドのスポーツ用アンダーウェア 『B.V.D. POWER‐ATHLETE(パワーアスリート)』だ。2017年からアイテムの提供を開始。着用歴3年目の寺島武志選手は、「体にフィットしながら、締めつけによるストレスがない」と、両立を絶賛する。これまでは男性向けだけだったが、女子代表選手にとっては待望の女性向けラインアップも今夏に投入された。POWER‐ATHLETEのパワーを知るべく、製品開発者と選手たちに話を聞いた。

日本代表として活躍する川又ゆうみ選手、 寺島武志選手、 内藤利貴選手、 槙尾渚選手
日本代表として活躍する川又ゆうみ選手、 寺島武志選手、 内藤利貴選手、 槙尾渚選手
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コート内の体感速度150km!豪快な蹴りの攻防戦「セパタクロー」の動きをサポート

 同社ではPOWER‐ATHLETEを本格的スポーツラインと位置づけ、2017年からセパタクローの日本代表チームにアイテムを提供している。日本ではまだ馴染みが浅いが、サッカーのように足と頭だけを使う球技で、コート中央のネットを挟んでボールを打ち合うことから「足のバレーボール」とも呼ばれる。1990年に北京で開催された「第11回アジア競技大会」で正式種目となり、同年に日本でも「第1回 全日本セパタクロー選手権大会」が開催された。昨年の「第18回 アジア競技大会」では、男子日本代表チーム「猿飛JAPAN」が2種目でメダルを獲得する好成績を収めている。

 1チーム3人で行い、アタッカー、サーバー、トサーのポジションがある。アタックは、サッカーのボレーシュートのように空中のボールを蹴り込む。バイシクルシュートやオーバーヘッドキックのように自分の頭よりも高い位置にあるボールを打ち込むアタックは迫力満点で、さながら〝空中の格闘技〟だ。男子日本代表のアタッカー、寺島選手は「実際のスピードは男子で70~90キロですが、狭いコートのなかでの体感速度は150キロぐらい。ブロックをするときに足を切るほどのスピードです」と、その激しさを語る。

ダイナミックな動きで相手コートに蹴り込む寺島武志選手
ダイナミックな動きで相手コートに蹴り込む寺島武志選手
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 アクロバットな動きをしても、ズレたりせず、フィットするスポーツ用アンダーウェアを探してきたという寺島選手。現在着用歴3年目となるPOWER‐ATHLETEについて、「ズレたり、逆に強く締めつけ過ぎたりするといった、これまで感じてきたストレスがない」と絶賛する。同じくアタッカーの内藤利貴選手は、吸汗性と速乾性を利点として挙げる。「僕は汗をかきやすいので、汗を吸ったウェアは濡れて不快でした。競技中、自分の汗が床に滴り、拭くためにタイムを取ることも度々でした(笑)。POWER‐ATHLETEは汗をすごく吸ってくれるし、着心地がずっとサラサラなんです」と太鼓判を押す。

ハーフパンツの良さを語る内藤選手(左)と寺島選手(右)
ハーフパンツの良さを語る内藤選手(左)と寺島選手(右)
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 同社が『POWER‐ATHLETE』を開発したのは約30年前。当初は高級ラインアップ商品として百貨店で販売していたが、2016年ごろからネット通販限定で販売を開始し、売り上げを伸ばしてきた。同社企画部の永田幸一氏は「男性はアンダーウェアを自分で買わず、親やパートナーが買ってきたものを身に着ける人が多いのですが、ネット通販では好きなデザインや機能性などから能動的に購入する人が多い。スポーツを日常的に楽しむ人が増えてきたことも、売り上げが伸びた原因だと思います」と分析する。50代後半以上が中心だった顧客層も、現在は30~40代が加わり、ブランド自体の若返りに成功している。

伸縮性、吸汗性、速乾性を飛躍させた新素材の起用

 寺島選手が語る「ストレスにならないフィット感」と、内藤選手が指摘する「吸汗性と速乾性」を実現したのが、『POWER‐ATHLETE』で初めて採用された、タテ・ヨコに伸びるストレッチ素材だ。最新のポリエステル素材で、特殊な構造が競技中の着用感を飛躍的に向上させている。

 使用した糸は、人間の動きにフィットするソフトな繊維。生地は、横だけでなく、縦にもグッと伸び、綿や他のポリエステルとは比べものにならない伸縮性を誇る。また、肌や重ね着したウエアとの摩擦を最小限に抑え、肌触りが良い。

 この素材は、水分を多く吸収する構造となっており、その吸収量は通常のポリエステルの倍以上という。永田氏は「吸った汗でベタ付くことがなく、速乾性にも優れ、ウエアの内部をドライに保てます」と自負する。乾燥時間は綿の半分の30分強というから速乾性は驚異的だ。この新素材が本格的スポーツアンダーウェアとしての機能を飛躍的に進化させたことは間違いない。POWER‐ATHLETEは、同社が培ってきた技術力の結集といえそうだ。

商品開発の裏側を語る同社企画部の亀田育子氏(左)と永田幸一氏(右)
商品開発の裏側を語る同社企画部の亀田育子氏(左)と永田幸一氏(右)
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 そのフィット感と伸縮性は、女子選手が着用しても威力を発揮した。川又ゆうみ選手は「これまで女性用のハーフパンツを何着も試しましたが、プレイ中にズレたり、食い込んだりした。POWER‐ATHLETEは競技中に穿いていることを忘れるぐらいフィット感が抜群。メンズしかないのは残念ですが、手放せません」と着用し続けている。このため、同社では、女子チームにもメンズのハーフパンツを提供してきた。そして、ついに今夏にレディースラインもデビュー。誕生から約30年を経て、女性用のハーフトップ(スポーツブラ)、ショーツ、ロングスパッツが登場した。

新登場のレディースアイテムは新機能に高評価

 新商品のハーフトップは、川又選手と同じくアタッカーの槙尾渚選手も愛用している。川又選手は、初めて着用した時の印象を「生地が厚手でしっかりホールド感があるのに、嫌な締めつけ感がない。他のスポブラとは違い、前面は生地のカバー範囲が大きいので安定感がある」と語り、練習を終えて、更衣室で着替える時に「あぁ、コレ良かったな~」と実感したという。ストレスフリーが何よりも心地良かったようだ。

新アイテムの着心地の良さを語る槙尾選手(左)と川又選手(右)
新アイテムの着心地の良さを語る槙尾選手(左)と川又選手(右)
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 POWER‐ATHLETEの生地の厚さがこれまで0.53ミリだったが、今年は男女ともに0.7ミリを採用。生地を厚くしながらも、締めつけ感がない理由について、レディースを手がけた企画部の亀田育子氏は「内生地と外生地の面積に差をつけた二重構造」を挙げる。「バストを包み込むために内生地は少し大きく、外側はバストの揺れを軽減させるために生地面積を少し小さくした。二重構造は以前から挑戦してみたかった」と、秘訣を明かした。

 背面のクロスデザインも新しい挑戦だった。上半身の激しい動きに対応できるように、クロスポイントも二重構造になっている。片腕を振り上げた際に斜めによく伸び、かつずり上がりにくい。槙尾選手は「腕を肩から大きく振り上げる時に、動かしやすい。背中に違和感がないことが一番気に入っています」と、可動域の広さを指摘する。

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 「プロのアスリートに支持されることは、とても光栄です」と、永田氏。POWER‐ATHLETEの今後の方向性については、「競技中でもアンダーウェアをつけていることが気にならない着心地の良さを追求していきます」と語る。プロのアスリートの使用にも耐えうるスポーツ用アウンダーウエアとしてのこだわりを持ちながらも、アンダーウェアメーカーとして「着心地の良さ」も忘れないことが、フィット感とストレスフリーの両立につながったといえそうだ。今夏のレディースラインに続き、スポーツを楽しむシニア向けのアイテムも開発予定だ。同社のさらなる挑戦に注目したい。

⇒『POWER‐ATHLETE』の詳細についてはこちら

激しい競技に挑む選手たちをサポートする『POWER‐ATHLETE(パワーアスリート)』
激しい競技に挑む選手たちをサポートする『POWER‐ATHLETE(パワーアスリート)』
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提供:富士紡ホールディングス株式会社

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