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「研究者に必要なのは執着心と柔らかさ」 ノーベル賞の吉野彰さん

花束を受け取る旭化成の吉野彰名誉フェロー=9日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
花束を受け取る旭化成の吉野彰名誉フェロー=9日午後、東京都千代田区(古厩正樹撮影)
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 リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞に輝いた旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)。研究に対する考え方や、産官学の連携のあり方などについて、これまでの発言をまとめた。

 --研究を成功させるためには何が必要か

 「研究者には2つの側面が必要。1つは執着心。壁にぶつかってもすぐに諦めないこと。そして逆に柔らかい、能天気な面。それらのバランスをうまく取ることが必要だ。とがった部分と柔らかい部分ともいえる。自分ではそれらの両方を持てたと思っている」

 --研究開発の成功の条件は

 「極めて簡単で、技術のシーズ(種)と世の中のニーズ(需要)を結ぶだけだ。それを非常に難しくしているのは、両者がしょっちゅう変わること。それに合わせて動かないといけない。技術に固執するとニーズから外れてしまう。針の穴に糸を通すという言葉があるが、研究の難しさは、ジェットコースターに乗りながら糸を通すようなものだ。そこをいかに見極めるかだ」

 --今後の夢は

 「リチウムイオン電池のさらなる貢献だ。モバイル社会、IT社会が実現してきたのはうれしい。これからは中身が変わり、車載用などで資源、環境エネルギー問題の一つの解決策を出すことだと思う」

 --現代の若者が身につけるべき能力は

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