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映画美術の第一人者 西岡善信さんが死去

映画「どら平太」の製作発表に臨む西岡善信さん。右は市川崑監督=平成11年
映画「どら平太」の製作発表に臨む西岡善信さん。右は市川崑監督=平成11年

 映画美術の第一人者で「地獄門」をはじめ数々の作品に携わった西岡善信(にしおか・よしのぶ)さんが11日午後7時22分、老衰のため京都市の病院で死去した。97歳。奈良県出身。葬儀・告別式は15日正午から京都市右京区西院東貝川町46の3、天神川ホールで。喪主はめい早瀬美奈(はやせ・みな)さん。

 学徒出陣や旧ソ連での抑留体験を経て帰国し、昭和23年に大映京都撮影所に入社。29年のカンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した「地獄門」(衣笠貞之助監督)の美術に関わり、川島雄三、増村保造両監督らの作品で頭角を現した。勝新太郎さんが主演した「座頭市」シリーズも手掛けた。

 47年、「映像京都」を創設。五社英雄、市川崑両監督らの映画や「木枯し紋次郎」などのテレビドラマに携わった。山田洋次監督「たそがれ清兵衛」、篠田正浩監督「瀬戸内少年野球団」なども担当した。

 14年に川喜多賞。日本アカデミー賞の美術部門の最優秀賞を10度獲得した。4年、紫綬褒章。9年、旭日小綬章。

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