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短くも濃密な画家人生たどる ゴッホ展あす11日開幕、東京・上野の森美術館

フィンセント・ファン・ゴッホ 「糸杉」 1889年6月 油彩・カンヴァス 93.4×74cm メトロポリタン美術館(Image copyright ? The Metropolitan Museum of Art.Image source: Art Resource, NY)
フィンセント・ファン・ゴッホ 「糸杉」 1889年6月 油彩・カンヴァス 93.4×74cm メトロポリタン美術館(Image copyright ? The Metropolitan Museum of Art.Image source: Art Resource, NY)

 強烈な作風で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853~90年)。37年の短い生涯のうち、画家として活動したのはわずか10年間にすぎない。にもかかわらず、唯一無二の表現を獲得しえた背景には、「ハーグ派」「印象派」という2つの大きな出会いがあった。

 11日から東京・上野の森美術館で開幕する「ゴッホ展」では、傑作《糸杉》《薔薇》をはじめ、初期から晩年まで、世界10カ国27カ所からゴッホの重要作約40点が結集。マウフェやモネ、セザンヌらハーグ派と印象派を代表する巨匠の作品約30点を交えつつ、その軌跡をたどる。

 ゴッホはいかにしてゴッホになったのか-。画家が駆け抜けた、短くも濃密な10年間を目の当たりにしてほしい。

 ≪糸杉≫

 糸杉はゴッホにとって「ひまわり」と並ぶ極めて重要な主題であった。西洋では墓場に植えられることから死の象徴とされる糸杉だが、ゴッホはその形状や色に魅せられ、「なんとかものにしたい」と計3点の作品で主題として挑戦している。本作は精神を病んだゴッホがサン=レミの精神療養院に入院した直後に描いたもの。素描を用意して制作に臨んでおり、糸杉への情熱を示すかのような力強い筆致で一気に描きあげられている。

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