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ノーベル化学賞の吉野氏「大学の誇り」「励みになる」 名城大関係者も大喜び

 ノーベル化学賞に旭化成名誉フェローの吉野彰(あきら)さん(71)が決まった9日夜、自身が教授として所属する名城大学(名古屋市天白区)では、関係者らが喜びの声を挙げた。

 「アキラ ヨシノ」

 9日午後6時50分ごろ、ノーベル財団の生中継動画から名前が呼ばれると、発表を静かに見守っていた名城大の関係者から大きな歓声が挙がった。

 吉野さんは平成29年7月、名城大大学院理工学研究科の教授に就任。旭化成名誉フェローの仕事も行う傍ら、同大学院で週に一度は学生に教鞭(きょうべん)を取っている。

 「大学にとってだけでなく、日本全体にとっても明るい未来が開けた」と語るのは小原章裕学長。吉野さんは「好奇心と洞察力」を座右の銘に、リチウムイオンの開発に日々、熱心に取り組んでいたという。「取るべき人が取った思い。学生や教職員、卒業生にとって大きな誇り」と喜んだ。

 また、吉野さんと共同研究を行う同大理工学部の土屋文(ぶん)教授は「さまざまな分野の研究者、学生にとって受賞は励みになる」とほほえむ。吉野さんを「研究を仕事という感じではなく、何でも興味を持って楽しもうという方」と表現し、「そうした楽しむ意識が受賞につながったと思う」と称賛した。

 吉野さんと同じ理工学系の学生らも歓喜。同大理工学部4年、岩根慎平さん(21)は「『ノーベル賞を取りたい』などと言わず、目の前の研究をコツコツとやってこられた方と聞いた。同じ大学の方が栄誉ある賞を受賞されたのはモチベーションになるし、尊敬します」と話した。

 吉野さんは14日、週に一度の大学院生対象の講義を通常通り行った後、大学で記者会見に臨む。

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