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南海トラフなど想定し児童ら避難生活体験

土嚢作りを体験する訓練の参加者=和歌山県有田市
土嚢作りを体験する訓練の参加者=和歌山県有田市

 南海トラフ地震など大規模災害発生後の避難生活を想定した体験訓練が、和歌山県有田市宮原町の市立宮原小学校で行われた。宮原小の児童と近くの市立文成中学校の生徒ら約300人が参加。訓練に協力したアウトドア用品会社の社員や自衛隊員から、避難生活時の調理方法や水害を防ぐ土嚢(どのう)の積み方などを学んだ。

 宮原地域交流協議会が、災害時に地域住民が支え合う意識を育む目的で企画。自衛隊和歌山地方協力本部(和歌山市)やアウトドア用品会社「モンベル」(大阪市)、JAありだ女性会が協力し、参加者らにテントなどで避難生活を送る際の心得などを伝授した。

 自衛隊員らは、土砂をスコップで袋に詰め、土嚢を積み上げて浸水を防ぐ方法や、竹材に毛布をかぶせた応急担架で負傷者を搬送する方法を説明。モンベルの社員らは、設営が簡単な小型テントや、川の水を濾過(ろか)し、飲料水として使えるアウトドア用品などを紹介した。

 JAありだ女性会の会員らは、新聞紙を活用したスリッパと簡易トイレの作り方教室を開いた。

 女性会の中田博子会長が「地震でガラスが散乱した屋内でも、その場で新聞紙のスリッパを作ってはけば、けがの予防になる」などと説明。参加者らは真剣な表情で作り方を学んでいた。

 宮原小6年の喜多亜寿香さんは「災害時には自分ができるだけのことをして、周りの人たちと協力することの大切さが分かりました」と話していた。

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