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ネコ繁殖、希少種を捕食 奄美大島の世界遺産推薦地

鹿児島県・奄美大島の世界自然遺産推薦区域内でアマミトゲネズミを捕食する子ネコ=9月26日(山室一樹さん提供)
鹿児島県・奄美大島の世界自然遺産推薦区域内でアマミトゲネズミを捕食する子ネコ=9月26日(山室一樹さん提供)

 鹿児島県の奄美群島国立公園内で、世界自然遺産推薦区域内でもある山中でネコが繁殖し、希少種で国の天然記念物のアマミトゲネズミを捕食しているのが4日までに確認された。国立公園管理事務所は、ネコの捕獲の検討を始めた。

 鹿児島県自然保護推進員の山室一樹さん(58)が9月26日、奄美群島の最高峰で、希少種が多く生息する湯湾岳の7合目付近の山道をパトロール中、アマミトゲネズミを食べている子ネコ3匹と母ネコを発見し、撮影した。

 同事務所の千葉康人管理官によると、ネコはこれまでにも山中でセンサーカメラやパトロールで確認されているが、トゲネズミが捕食された報告は初めてという。「(世界遺産推薦区域という)重要な場所でネコが繁殖し、希少種が影響を受けている証拠だ」と問題視している。

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