PR

ライフ ライフ

【暮らし替えの道しるべ】秋は片付けの季節

 親の家の片付け方のセミナーを開催すると、子世代よりも親世代がたくさん集まります。「子供に迷惑をかけたくない」「できれば自分で何とかしたい」…。そんな考えから、熱心にメモを取っているのです。

 でも、いざ自分で片付けようとすると考えていた以上に荷物が多く、ひとつひとつに向き合うのは、体力的にも精神的にも疲れます。特に戸建ての2階は使わないものが積み上がり、納戸化して開かずの間となってしまうこともあります。

 あるシニア世代の男性受講者から、「かみさんは着てもいない洋服を何枚も持っているのに捨てないんだ」と言われました。「これはあのとき着た服で大事なの」と理由をいくつも並べられ、片付けのたびにケンカになるそうです。

 誰でもそうですが、自分のものを他の人に評価されたくないのです。大事に思っていなくても、「使ってないならいらないでしょ」と言われると急に捨てたくなくなります。逆に、「そんなに大事ならとっておけばいいよ」と、大事な思い出話をじっくり聞いてみてはいかがでしょうか?

 服を片付けるときは、普段着ている服、ときどき着る服、もう着ていない捨てる服、着ていないけど捨てたくないので保管しておく服-と4つに分けましょう。着ている服だけクローゼットに収納します。衣類の片付けは、疲れないように30分くらいで終わる場所から始めましょう。

 大事なことは、所有者の選択を否定しないことです。ケンカをすると片付けが進みません。自分の荷物とゆっくり、さよならをする時間を取ってほしいのです。

 涼しくなった今は片付けをはじめる絶好の季節。思い出話をしながら、少しずつ始めてみませんか?(日本ホームステージング協会代表理事 杉之原冨士子)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ