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【ニュースの深層】世界でも注目集まる社会問題「HIKIKOMORI」

 フランスでは10年ほど前から、社会活動に参加しない若者の存在が認識されるようになってきたといい、古橋さんの講演には、多くの引きこもり本人や親が訪れるという。古橋さんは、「日本の引きこもり支援は社会復帰がゴールになりがちだが、フランスでは『孤立しても、それは本人の生き方』と引きこもりを積極的にとらえる傾向もある」と指摘。引きこもりを社会の課題を映し出す存在ととらえ、そこから社会を読み解く姿勢を持つことの重要性を強調した。

支援体制整備を

 引きこもり的な現象が世界的な課題になりつつあることは、似た位置づけの「ニート」(15~34歳で就学や就労をせず、職業訓練も受けていない人)の増加も、その証左といえる。

 経済協力開発機構(OECD)が行った2018年の調査によると、15~29歳のニートはOECD加盟国の平均で13%。高い国では、トルコ26・5%、ブラジル24・9%、イタリア23・9%だった。

 長引く不況で将来に不安を抱える若者が多いことが要因とされているが、最近では欧州で「(引きこもり先進国の)日本に学ぶべき」との声が、専門家の間で上がっているという。

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