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【ニュースの深層】世界でも注目集まる社会問題「HIKIKOMORI」

引きこもりについて講演する名古屋大学学生支援センターの古橋忠晃准教授。フランスでも引きこもりへの関心は高まっているという=フランス・ストラスブール(古橋さん提供)
引きこもりについて講演する名古屋大学学生支援センターの古橋忠晃准教授。フランスでも引きこもりへの関心は高まっているという=フランス・ストラスブール(古橋さん提供)
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 今年5月に発生した川崎市の児童殺傷事件の影響で、改めてクローズアップされた「引きこもり」。海外でも日本語の発音のまま「HIKIKOMORI」として紹介されているが、日本特有の問題というわけではなく、最近では他国でも対策や支援の必要性が叫ばれ始めている。(大渡美咲)

どこでもあり得る

 「引きこもりは『豊かさの産物』として批判されるが、古今東西、どこの国でも、いつの時代でも、どんな状況でもあり得るものなんです」

 30年以上にわたって断続的に引きこもりを経験し、インターネット上で世界中の引きこもり当事者らをつなぐネットワーク「世界ひきこもり機構(Global Hikikomori Organization/GHO)」を展開する、ぼそっと池井多さん(57)はこう語る。

 GHOに参加している人は100カ国以上。池井多さんは、堪能な語学を生かし、海外の引きこもりの「生の声」を紹介している。先進国だけでなく、バングラデシュなどの途上国の引きこもり当事者のインタビューも手がけている。

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