PR

ライフ ライフ

【話の肖像画】国連軍縮担当上級代表(事務次長)・中満泉(56)(8)戦地サラエボへ 砲撃の下、勤務

前のニュース

サラエボ空港にて。ボスニア紛争の最中で、ジャケットの下には防弾チョッキを着用している
サラエボ空港にて。ボスニア紛争の最中で、ジャケットの下には防弾チョッキを着用している

 〈1992年8月、29歳のときにボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボの空港に降り立った。護衛の兵士に続いて、15キロの防弾チョッキと4キロのヘルメットを身につけ、空港ターミナルまで走り続けた。旧ユーゴスラビアからの独立をめぐり、ボスニア紛争が勃発し、戦火の最中に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の所長代行として現場に赴いたのだ〉

 当時、私はUNHCRのジュネーブ本部の人事部にいました。ボスニアの人道問題の規模が明らかになるにつれ、現場の活動体制を確立することが必要という話になり、夏休みの期間で現地に行けるスタッフの募集があったのです。現場の仕事に魅力を感じていた私は「ぜひ行きたいです」と志願しました。

 国連機関の男性職員でサラエボに派遣された人はいたのですが、女性はたまたま私が最初だった。当時の上司からは「任意で行くのか」と聞かれましたが、サラエボの市民は半分は女性だから大丈夫と答えました。

続きを読む

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ