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【書評】『落日』湊かなえ著

『落日』
『落日』

 「イヤミスの女王」湊かなえの最新作。読後イヤな気分になるミステリーの意味だが、著者にとっては、むしろ「勲章」だろう。凝りに凝った設定、奥底からえぐり出すような心理描写…ドロドロとした嫉妬や怨嗟(えんさ)の感情を遠慮会釈なく、あぶり出してきた。

 今作は、イヤミスの香りを残しつつ少しテイストが違う。パッとしない女性脚本家が新進気鋭の女性監督から、かつて故郷で起きた異様な殺人事件をモデルとした映画脚本の依頼を受ける。もつれた糸をたどってみると、意外な真相が…。幼き日のトラウマに苦しむ人たちに「希望の灯」は見えるのか?(角川春樹事務所・1600円+税)

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