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ZOZO創業者、前沢氏所蔵の123億円名画も公開 21日から東京・六本木でバスキア展

ジャン=ミシェル・バスキア「Untitled(無題)」1982年 Yusaku Maezawa Collection,Chiba Artwork(c)Estate of Jean-Michel Basquiat.Licensed by Artestar,New York
ジャン=ミシェル・バスキア「Untitled(無題)」1982年 Yusaku Maezawa Collection,Chiba Artwork(c)Estate of Jean-Michel Basquiat.Licensed by Artestar,New York

 このほどインターネット大手のヤフー傘下に入ったネット衣料通販、ZOZOの創業者で前社長の前沢友作氏が所蔵する名画が、21日に東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開幕する「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」(フジテレビなど主催)に出品される。20日、一足先に報道陣に公開された。

 1980年代、ニューヨークで旋風を巻き起こしたアーティスト、ジャン=ミシェル・バスキア(1960~88年)の初期の代表作「無題」(82年)。ブルーを背景に頭蓋骨を大胆に描いたもので、2017年にニューヨークで行われた競売で約123億円(当時のレート)-米国作家作品では史上最高額-で前沢氏が落札、アートコレクターしての名を国際的に知らしめた。

 この日、前沢氏は台風被害を受けた地元・千葉での復旧作業のため会場には現れなかったが、同作品を貸し出す前に2カ月ほど自宅リビングに掛けていたと明かした。「毎日毎日作品と対峙(たいじ)する度に、何か新しい発見があり、自分の背中をそっと押してくれるような錯覚にも陥りました。自分の日々のわずかな心情の変化に呼応してくれていたんだと思います」とメッセージを寄せた。

 ハイチ人の父、プエルトリコ出身の母のもとに生まれたバスキアは、街のグラフィティ(落書きアート)から出発し、即興的に絵や文字を殴り描きしたような作風で知られる。20世紀モダニズム美術、ジャズやヒップホップ、アフリカ民俗や人種問題などを踏まえた作品は一筋縄ではいかないが、生前から注目され、たびたび来日して個展を開いたりしたという。そして、わずか10年の間に2000点超のドローイング、1000点以上の絵画を描き残し、麻薬の過剰摂取で27歳の若さで世を去った。

 本展はバスキアと日本の絆、その影響関係をひもとくユニークな大規模展。日本で包括的に画業をたどる展覧会は没後初となる。好景気にわくバブル期の日本でバスキアは、人々の熱気や、ソニーのウォークマンなど技術開発力の高さに魅せられたという。日本に着想を得た「メイド・イン・ジャパン1・2」をはじめ、高知県立美術館所蔵の傑作「フーイー」など、世界各地から集めた約130点を展示している。

 バスキア展は11月17日まで。9月24日は休館。入館料は一般2100円、高校・大学生1600円、小中学生1100円。問い合わせはハローダイヤル03・5777・8600。

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