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空前のフィットネスブーム 業態多様化トラブル増

 健康志向の高まりや来年に東京五輪・パラリンピックを控え、フィットネスブームに沸いている。市場規模は過去最高を更新し続け、平成29年には4610億円に。女性限定や24時間対応、1対1で指導するパーソナル(プライベート)ジムといった業態の多様化がブームを後押しするが、解約などをめぐるトラブルも目立つようになっている。急速な拡大が「質」を低下させる状況も見えてきた。(大渡美咲)

◆無理やりサプリ

 東北地方に住む40代の男性は、望まない高額なサプリメント(栄養補助食品)を強引に買わされそうになったという。筋肉の部位も知らず、トレーニング経験もないのにトレーナーと語る者もいたという。男性は「お金を払う価値のないトレーナーが増えている気がする」と話す。

 日本生産性本部がまとめた「レジャー白書」によると、29年のフィットネスクラブの市場規模は前年比2・9%増の4610億円。6年連続で過去最高を更新し続けている。

 ただ、急増の裏でトラブルも少なくない。国民生活センターによると、フィットネスクラブに関する相談は、30年度は前年度比239件増の3794件で、21年度(2371件)に比べ約1・6倍増加。今年度はすでに1413件(9月5日現在)の相談が寄せられている。具体的には《解約しようとすると、不当に高額を請求された》《無理やり物品を売りつけられた》などの相談が多いという。

 また、徐々にパーソナルトレーナー関連の相談も目立つようになっている。60代の女性は以前のトレーナーを受け継ぐ前提で24時間のジムと契約。しかし、実際に通おうとすると「ジムの規定で専属トレーナーの指導しか受けられない」と言われたという。半年は解約できないとも通告された。

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