PR

ライフ ライフ

【近ごろ都に流行るもの】「もったいない」×センス=オシャレ 廃棄物に命を

 カナダ人の父と日本人の母を持つ玉木さんはかつて、高飛車なセレブキャラでテレビをにぎわしていたハーフモデル「マリエ」として知られていた。

 東日本大震災後に留学したニューヨークのパーソンズ美術大で、ファッションとサスティナブル(持続可能)社会を学んで帰国。一昨年にブランドを立ち上げてからは、代表取締役として100%ここに注力しているという。

 デニムのダメージ加工を洗いでなくレーザーで行うのは、「水を使わない、汚さない、職人の手を守る」ため。シリア難民の子供がデザインしたシャツを販売するなど、独自の事業を展開している。「社会課題に気付いたら行動に移すことが大切。『エシカルってかっこいい』と興味を持っている今の若い子たちに、伝えていけたらと思う。ラグを編む作業は、老人ホームのお年寄りとも一緒にやってみたい」と玉木さん。

 会場で声をかける突然の「アポなし取材」だったが、「興味を持ってくださってありがとうございます」。飾り気なく頭を下げる姿に、彼女の決意を感じた。

 約300ブランドが参加、約2万人を動員する日本最大級のファッション・アートの祭典である「rooms」は、平成12年に始まり今回が39回目。若手デザイナーの登竜門としても知られている。

 主催するアート・ファッション雑貨の販売などを手がける「アッシュ・ぺー・フランス」のエシカル事業部担当者は、玉木さんについて「著名人の枠に捉われない、真摯(しんし)な素材選びやモノ作りへの姿勢」を高く評価。「感度に光るものがあり、今後生み出されるアイテムが楽しみ」と期待していた。

 さらに会場を進んでいくと、ボルドーや藍の色彩のなかで生命力を感じさせる白い小花…。幻想的な草花のリースやアクセサリーが並ぶブースを見つけた。これらの素材も、従来なら捨てられていたものという。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ